ここネット通信 3月号
ここネット通信 3月号
今年11月18日(月)に熊本でプレセミナー開催!
熊本県地域子育て支援センター事業連絡協議会(熊本子育てネット)
会長 小岱紫明
新年度を迎え皆様方には御忙しいことかと存じます。昨年は、山形の全国大会では、下村先生をはじめ地元の皆様には大変お世話になりました。山形の地の開催ということで、新鮮な感動をおぼえた大会でした。あらためてお礼申し上げます。
次回は熊本での開催となります。下村先生からは引継ぎのバトンならぬ、天童市の将棋の駒のような重量感のある引継ぎバトン(?)を送っていただき、当園の職員室の窓際に鎮座しております。外からも見ることができ、保護者や来訪者の方も見ておられます。
本年度は全国セミナーのプレセミナーとして、11月18日(月)に熊本市で開催します。会場はJR熊本駅前の熊本森都心(しんとしん)プラザです。一日だけの開催ですが、希望される方には、翌日視察研修を企画して交流を深めることが出来たらと思っています。
テーマなどについては、当協議会(熊本子育ネット)の運営委員会で議論しているところです。論客(?)がそろっており各委員の意見が収斂するには、もうしばらく時間がかかりそうです。7月までには要項が出来る予定です。
当協議会も発足して30年近くになり、あらためて時代の変遷を実感しています。その間、子どもは変わっていませんが、子どもをとりまく生活環境は大きく変化しています。メディア、食、家族、地域など、過去数百年に匹敵するような凄まじい変わりようです。
さらには、世代間の意識の違いも感じます。昨年は、博報堂のイノベーションプランニングディレクターの方に来ていただき、『Z世代』についての研修を開催しました。10年、20年前は普通だったのが、いまではアウト、20代の常識と50代の常識の違いなど、ジェネレーションギャップの一言では簡単にかたづけられないものを感じた研修でした。
今、熊本は台湾の世界的企業の進出で大きく変わろうとしています。一部の地域はバブルのような状況ですが、一方では、少子化、地域間の格差、分断化は予想以上に早く進んで行きそうな状況です。時代は大きく変わろうとしていますが、皆様とともに、励まし合いながら、子育て支援の資質向上を目指して、本年度も研鑽できればと思います。皆様方のご協力よろしくお願い申し上げます。